AUORBE モデルガイド - Suitcase Flexbox

AUORBE モデルガイド - Suitcase Flexbox

移動と収納を再設計する、次世代スーツケース


AUORBE Suitcase Flexbox(XL / S)

開発への思い

WHITEÂGEがバッグで追求してきたのは、
ただ荷物を運ぶための道具ではなく、
使う人の体験を快適にし、日常や移動のストレスを軽減するプロダクトでした。

その思想を、スーツケースでも実現できないか。
それが、AUORBE Suitcase Flexbox の開発の出発点です。

求めたのは、単に容量が大きい、軽い、動きやすいだけのスーツケースではありません。
ファッションやデザインにこだわりを持つ人が満足できる佇まいと、移動の快適さに直結する機能性。
その両方が高い次元で調和したスーツケースです。

既存のパーツを組み合わせるだけでは、WHITEÂGEが考える新しい体験には届かない。
だからこそ、デザイン、構造、機能パーツのすべてを見直すことから開発が始まりました。

 

次世代スーツケース開発を可能にした背景

WHITEÂGEには、スーツケースを長年扱ってきた専門チームの知見があります。

国内外の製品開発、生産背景との連携、工場とのやり取り、品質管理。
また、チームスタッフ自身も海外出張の機会が多く、スーツケースに求められる使いやすさや耐久性を、実際の移動の中で体感してきました。

その経験とネットワークがあったからこそ、AUORBE Suitcase Flexbox では、既製パーツに頼るだけではなく、新たな機構やパーツの開発に踏み込むことができました。

 

何が“新しいスーツケース”なのか

開発で最も時間を費やしたのは、
「どのようなスーツケースであれば、本当に新しいと言えるのか」
という問いでした。

素材、構造、開閉方法、収納の考え方、キャスター、フレーム。
専門チームからのアイデアや、工場から提案された新素材・新仕様を一つひとつ検証し、試作と修正を繰り返しました。

ただ機能を増やすのではなく、
使う人の動作が自然になること。
荷物の出し入れが直感的になること。
そして、持つ人のスタイルに自然に馴染むこと。

そのために、細部のチューニングを何度も重ねています。

 

Flexboxという名前

Flexbox は、CSSにおける「柔軟なボックス構造」を意味する言葉です。

この名前には、AUORBE Suitcase Flexbox が持つ構造的な特徴が込められています。
フロントからも、センターからもアクセスできること。
収納する荷物やシーンに応じて、内部の使い方を柔軟に変えられること。

スーツケースを、固定された箱ではなく、使う人に合わせて変化する構造体として捉え直す。
その思想を表す名前が、Flexboxです。

 

Grid Layout

収納を再構成する内部構造

内部構造には、Grid Layout と名付けた可変収納構造を採用しています。

Grid Layout もまた、CSSのレイアウト思想から着想を得た名称です。
規則性と自由度を併せ持つ“グリッド”の考え方を、スーツケースの収納構造に置き換えました。

フロントアクセスでは、前面のファスナーを開けることで、片面の収納スペースに直接アクセス可能。
宿泊先や移動中など、スーツケースを大きく広げにくい場所でも、必要な荷物をスムーズに取り出せます。

センターアクセスでは、中央のラッチロックを開けることで、左右に大きく開くフルオープン構造として使用可能。
さらに、内部の仕切りを調整することで、1気室から複数気室まで、荷物に合わせたレイアウトができます。

収納という行為そのものを、より自由で直感的なものにする。
それが Grid Layout の役割です。

 

Orb Spin Suspension Caster™


走行性を支えるキャスターには、Orb Spin Suspension Caster™ を搭載。

Orb は、地球や世界を意味する言葉。
Spin は、回転を意味します。

世界を自在に転がるような、滑らかで静かな走行感。
そのイメージをもとに、サスペンション内蔵キャスターとして開発されました。

路面からの振動を吸収し、段差やカーペット上でもストレスの少ない操作性を目指しています。
スーツケースを引くという動作そのものを、より快適な体験へ変えるための重要なパーツです。

 

Orb Magne Frame™


中央のラッチフレームには、Orb Magne Frame™ を採用。

通常、ラッチ式フレームは堅牢性に優れる一方で、重量が増しやすいという課題があります。
そこでAUORBE Suitcase Flexbox では、マグネシウム素材を用いたフレームへと改良を加えました。

軽さと高剛性。
相反する要素を両立することで、安心感のある開閉構造と、快適な持ち運びを実現しています。

 

Orb ID Plate™

本体には、取り外し可能なアルミ製IDプレート Orb ID Plate™ を装備しています。

これは単なる装飾ではなく、パーソナライズのためのパーツです。
将来的には、プレートカラーの交換や刻印などにより、使う人の個性や旅の記憶を反映できる仕様を想定しています。

スーツケースは、多くの人にとって長く使う道具です。
だからこそ、持つ人自身のスタイルや記憶と結びつく余地を残したい。
Orb ID Plate™ は、その考えを形にしたパーツです。

 

デザイン

AUORBE Suitcase Flexbox のデザインでは、
機能性を見せすぎず、しかし機能が自然に伝わることを大切にしました。

洗練された佇まい。
過度に主張しないミニマルな外観。
そして、使う人のスタイルや個性に自然に馴染む存在感。

そのために、ボディのライン、フレーム、キャスター、ロック、プレートなど、
機能パーツとのバランスを何度も調整しました。

目指したのは、スーツケース自体が主役になりすぎることではありません。
使う人の魅力を引き出し、その人の移動や日常に自然に溶け込むこと。
それが、AUORBE Suitcase Flexbox のデザインです。

 

サイズ展開

実際の移動から導き出された2つのサイズ

AUORBE Suitcase Flexbox は、
使用シーンと実際の移動データをもとに、
最初のラインナップとして2つのサイズから展開しています。

それは、理想ではなく、
現実の移動において最も機能するサイズを選ぶという判断でした。

 

XLサイズ(約91L)

受託手荷物 国際線基準サイズ(預け入れ無料サイズ適応)

長期旅行や出張、大容量の荷物を伴う移動に対応する設計。
収納・操作・移動すべてにおいて、ストレスの少ない新しい体験を提供します。

※航空会社や座席クラスによって制限が異なる場合があります。
※詳細は各航空会社規定をご確認ください。

 

Sサイズ(約35L)

機内持ち込みに対応したコンパクト設計(100席以上の国内・国際線)。
短期旅行やビジネスシーンにおいて、軽快で効率的な移動体験を実現します。

※100席未満の機材では機内持ち込みできない場合があります。
※事前に各航空会社規定をご確認ください。

 

なぜこの2サイズなのか

このサイズ展開は、単なる一般的なバリエーションではありません。

スーツケースを扱ってきた実績、実際の販売データ、そして海外出張や移動の現場で目にしてきたリアルな使用状況。

その中で見えてきたのは、大容量が求められる移動と、機動性が求められる移動の二極化でした。

荷物を多く運ぶ必要がある長期移動。
そして、短期間で効率よく動くための軽量な移動。

AUORBE Suitcase Flexbox は、その両極に最適化された2サイズからスタートしています。

 

最後に

ユーザーに新たな体験を提供する

AUORBE Suitcase Flexbox は、ただ荷物を運ぶためのスーツケースではありません。

移動のストレスを減らし、収納の制約を解放し、使う人のスタイルに合わせて柔軟に変化する。

大容量であることを、重さや不自由ではなく、自由と安心へ変えるためのプロダクトです。

それは、WHITEÂGEが考える
「自分の一部のようなバッグ」
「体験をかたちにするバッグ」
という思想を、スーツケースという新しい領域で実現するための挑戦でした。

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